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ヒールストライク

ヒール・ストライクとは

ヒール・ストライクとは、異常歩行を表す用語のひとつです。 heel=踵(かかと) strike=攻撃・打ちつける 

(“ヒールストライク”と“ヒールストライク走法”は別のものです)


  • 足を床に着く時に踵が痛む
  • サッカースパイクや、野球のスパイクを履いて走ると痛い
  • スポーツはやっていないけど日常生活で歩くと痛い
  • 安全靴で歩くと悪化する
  • 朝起きたときにベッドから降りて立つときに痛い
  • マラソンで走り始めはいいけど10km過ぎると痛い

そんな症状が多く見られます。


人の踵(かかと)の骨が床に着くとき、踵の骨の外側から着くように作られています。

踵の中心を地面に着くと、足は壊れます。

踵(かかと)の痛み

 

  踵の中心を着いてしまう原因

踵の真ん中から着く原因は、地面に足がつく前の体の傾きが原因です。

 

踵(かかと)の痛み

 

  踵の痛みの原因は反対の足

踵が痛む足の反対の足に原因がある事がほとんどです。

蹴り出す足(体を支える方の足)が傾くと、着地をする側の踵を着く位置は狂います。

立脚側(体を支える方の足)が傾くと、床に足がつく側の足の膝は伸びきったまま接地します。

〈関連記事〉カウンタームーブメント

 

膝が伸び切って踵が地面に着くと、衝撃を打ち消す事ができません。


痛みと症状

踵(かかと)の痛み

 

 

特に6歳~12歳くらいの踵が柔らかい歳の子供達が痛みを訴えることが多いのも特徴です。

〈参考記事〉シーバー病(踵骨骨端症)

 

 

 臨床をする中で、一番多く見られるのは、痛む踵の反対側の足に問題があるケースです。

反対足の立脚期に体幹の異常な傾きが起きるために、カウンタームーブメントとして痛む側の足が内側に入り、本来踵を着くべき個所でない部分で踵を着いてしまいます。

踵(かかと)の痛み
踵(かかと)の痛み

その他にも、

  • 腰、背中の回旋不良
  • 股関節、お尻の硬さ
  • 左右の足の足長差
  • 足関節の硬さ
  • 足関節プロネーション
  • 前足部の異常

など、ヒールストライクを起こす原因は多岐にわたります。

 

〈関連記事〉歩くときの腕は均等に振れていますか?

ヒールストライクを起こす原因

〈関連記事〉踵の正しい着き方

〈関連記事〉踵の構造


踵(かかと)の痛み

 

このように、踵の痛みの原因は、局所の異常ではなく、体全体の動作が引き起こす場合が少なくありません。

 

踵の痛みを治すには、局所だけにとらわれず、全体の動作を見る必要が、問題解決の一番の近道です。